こんにちは、みどりです。
コーカサス旅行1カ国目アゼルバイジャンでは、まずバクー市内を観光しました。
時間的には13時頃から21時ころまでの7時間くらいで、結構詰め込みました!
ヨーロッパの町並みとイスラムの雰囲気が合わさった街で、ずっと歩いていたいくらい楽しかったです。
★前回の記事:【コーカサス旅行+モスクワ】アゼルバイジャン入国&各種交通機関【アライバルビザ】 - びっくり小籠包のゆるゆる日記
★今回の旅行まとめ
〈目次〉
〈ヘイダルアリエフセンター〉
建設されることはありませんでしたが、新国立競技場を設計したザハ・ハディドさんが設計した建物です。自分は建築やデザインについての教養が全然ないのですが、それでも圧倒されます…!
彼女はアンビルドの女王とも呼ばれていますが、ここでは実際に建てられたものを見られます!
〈アクセス〉
地下鉄だとNariman Naimanov駅が最寄りですが、歩いて15分くらいかかります。私は28May駅付近からタクシーで行きました。
到着すると金額の計算に失敗してしまい、運転手さんがサービスしてくれました、愉快な運転手さんで楽しかったです。
〈入館料〉
私が買ったチケットは15マナトでした。(見る展示によって金額が違ったかもしれませんが、定かではありません。すみません。)
チケットによると火曜から金曜は11:00-18:00、土日は11:00-19:00開館です。月曜は休館ってことかな。
〈見学の感想〉
青い空と白い建物のコントラストが美しいです。
角度によって全然違う形になります。
どこから見てもなめらかな曲線がきれいです。
こんなふうに見えたりもする。
中も特徴的ですね。
ヘイダル・アリエフ元大統領とアゼルバイジャンの歴史が展示されています。プロジェクションマッピングになっていて内容が次々に変化します。かっこいいです。
民族衣装の展示。ヨーロッパと中東の文化が混ざっているような印象。
絨毯。
バクーの有名な建物のジオラマ
人形だけ展示してある階もありました。
この人形色っぽいなぁ〜
LoveのハートがBakuのBになっててかわいい。
そこから地下鉄Nariman Naimanov駅まで歩く。
バクーは新しくて個性的な建物が多いイメージですが、こういう生活感ある風景もいいですね。
地下鉄駅につきました!
地下鉄の乗り方はバクーカードを改札でタッチするだけなので日本と同じです。
地下鉄の駅はやっぱり日本より凝ってますね!
エスカレーターが長いのは旧ソ連圏の共通点なんですかね。今回行った国は全部エスカレーターがめちゃくちゃ長かったです。もともとは有事の際にシェルターとして使うためだったらしい。
〈旧市街〉
新しく個性的な建物が多いバクーですが、旧市街も必見です。バクーはかつて二重の城壁に囲まれた街でした。現在はその内側の城壁と中の街が旧市街として残っています。
〈アクセス〉
地下鉄Icherisheher駅で降ります。
駅を出るとすぐに旧市街っぽい町並みが見つかります。
そそられる路地がたくさんあります。
ここも絨毯推しです。
〈乙女の望楼〉
〈入館料〉
15マナトでした。高い。
〈見学の感想〉
ある王女が望まない結婚を迫られて、塔からから身を投げてしまったらしい。ここは世界遺産になってます。
一人分の幅しかない階段を登っていきます。
何段あるか数えてる途中でわからなくなったのですが100段以上ありました。結構疲れる。
途中の階ではバクーの歴史ついての展示などもあるので、休み休み見ていけばいいと思います。
屋上につくとこの景色!フレイムタワーと旧市街を一望できます。新旧の融合ですね。
近くの道で猫さん発見
ウロウロ歩いていると、ジュース屋さんに声をかけられました。喉も乾いているしザクロジュースを頼んでみました。
ザクロは置いてあるだけで、実際はもうできてるジュースが出てくるのかと思ってたら、お兄さんが一つ一つ手絞りしてくれました…!
すごい!!(このあともジューススタンドには何件も行きましたが基本手絞りなので、実はそれが普通なのかな)
ザクロはアゼルバイジャンのフルーツなんだよ、美味しいよと教えてくれました。(ちなみにこの5日後アルメニアでも同じことを言われる笑)
甘み酸味が濃くて美味しい!少しの渋みもまたいいです。
ザクロって日本にももちろんあるけど、数は断然コーカサスのほうが多いです。
多分日本の民家にみかんや柿の木があるのと同じかそれ以上にある。
お兄さんにシルヴァンシャー宮殿への道を聞いて移動。
〈シルヴァンシャー宮殿〉
シェマハからバクーに遷都したシルヴァンシャフ一族によって15世紀ころに建てられた宮殿です。ここも世界遺産になってます。
〈入館料〉
15マナトでした。高い。。全体的にチケット系はバクーの物価からするとかなり高いです。
〈見学の感想〉
シルヴァンシャー宮殿に到着!
すごく凝った彫刻です…!
四角い石が積まれてできていますが、少しずつ色が違って味がありますね。
建物の中は博物館みたいになってます。
これはアゼルバイジャンの伝統的な絵画なのかな?日本画の雰囲気とも似てる気がします。
一部倒壊してるところもありますが、遺跡のような感じで残っていてこれもまたいいですね。
〈ティータイム〉
アゼルバイジャンでチャイ(紅茶)を楽しみたい!と思っていたので、散策の途中で入ってみることに。Pakhlava Tea Houseというお店です。
なんだかいい雰囲気じゃないですか。
パイ(1マナト)と紅茶(1マナト)をいただきました。
このテーブルクロスもたまらんですよね。
おばちゃん2人がやってるお店で、二人とも全く言葉が通じなかったけどすごく優しかったです。ゆっくり時間が流れてて、素敵な空間でした。
〈海岸公園〉
旧市街を出てカスピ海方面へ歩いていくと、海岸沿いが公園になっています。
友達・恋人同士でおしゃべりしてる人がたくさんいて、黄昏時なのもあってすごく甘く切ない時間って感じでした。私は一人ですけど。
対岸は建設中のビルがいくつか。こちらも個性的な形ですね。
公園は緑も豊かです。朝散歩するのとか絶対気持ちいいんだろうなぁ。
海岸公園からはフレイムタワーがよく見えます。
空の色がきれいでずっとここにいたくなります。
絨毯博物館。この建物も絨毯をモチーフにしていて面白い形ですね
大きなチェスを楽しむ人たち
〈フレイムタワー・殉教者の小道〉
海岸公園のすぐ近くにフレイムタワー方面へ登るケーブルカーがあります。もちろん階段もあります。
私は試しに歩いてみました笑
地元の男の子たちが我慢比べ的に走って競争しているのに、私はこんなに息を切らして恥ずかしいです。
ケーブルカーの終点を通ってさらに進みます。
途中からは階段がライトアップされています!なんとロマンチック!また絶対来ます、誰かと(泣)
登り切るとこんなにきれいな景色が、私は黄昏時大好き人間なので暗くなるまでこのあたりでぼんやりしてました(心の闇)
さらに上へ登っていくと、殉教者の小道があります。
殉教者の小道とは、ソ連末期のバクーで起こった騒乱やアルメニアとの戦争の犠牲者を追悼する場所です。
近隣の国との戦争や領土問題はコーカサスの国々とは切っても切り離せない問題ですよね。不勉強なのであれこれ言う資格はないのですが、この炎を見ていると争いで亡くなった方のことを忘れてはいけないなと思いました。
すっかり暗くなりました。ピントがあってなくて申し訳ないんですが、こんなに大きなお月さまを見られます!ここは昼来てももちろんいいけど、夜も来たほうがいいと思う!
わー住みたい。(語彙力)
近くからフレイムタワーを見られますが、ちょっとかぶっちゃいますね。
帰りはケーブルカーで降ります。10分おきに運行しているとスタッフさんは言っていましたが、15分以上待ちました。
多分人が集まったら出発する方式なのかな?
ケーブルカーを降りてフレイムタワーが全部見えるところからも撮ってみました。
夜のバクーの街はキラキラしてて賑わっていました。
〈夕食〉
夕食はDolmaレストランというところへ行きました。お店は地下にあります。
石造りで相変わらずの絨毯推し。雰囲気最高です。
ドルガというヨーグルトの冷たいスープ(塩味)
ヨーグルトでしょっぱいって、自分には良さがわからないかなと不安だったのですが、美味しいです!思ったよりもさっぱりしてます。
ポロウ。杏が入ってて甘い・しょっぱいの無限ループできます。
ご飯はパサパサ系で、具と一緒に食べるとちょうどいい!
ここの店員さんに猛烈ナンパされたのが面白かったです笑
うまく断る方法が思いつかなくて、彼氏いますと言ってみたら、「彼は君のことを愛していない、僕の彼女になったほうがいい」「次はいつバクーに来る?」「カスピ海を見ながら弾き語りしてあげたいよ」などとめちゃくちゃグイグイ来られたので、日本でもナンパされない私はあたふたしっぱなしでした。
結局その店員さんはろくに仕事せずずっと私と喋っていたのですが、誰も注意する風もなく、それもまた面白かったです。
日本で店員さんが仕事もせずにグイグイナンパしてたらTwitterにさらされて炎上しそう😂
ボロクソ言ってしまったけど、メニューについて親切に教えてくれたりして、皆さん素敵な店員さんでした。
食事を終えて、寝台に乗るためにバクー駅へ向かいます。
ぎりぎりアウトななにか。
どの建物も映えるなぁ〜
25分ほど歩いて駅に到着。(地下鉄もあるけど歩いてみました。)
駅の入り口はこのケンタッキーフライドチキンの看板が目印です!
次は寝台列車でバクーからシェキヘ移動します。
チケットの取り方についても説明します!
ではでは再见〜!