びっくり小籠包のゆるゆる日記

いろんな国に行きたいけど有給とお金が追い付かないOL。旅人になりたい旅行者。中国語勉強中。

【対策・参考書】日本語教育能力検定を受けてきました【3か月で合格できる?】

こんにちは、みどりです。

10月に受けた日本語教育能力検定試験について無事合格できたので、

タイトルには偉そうに「対策」とか書いちゃったんですけど、個人の感想をつらつら書いていこうと思います。

誰にでも当てはまるわけではないことと、試験の情報は都度変わるかもしれないことをご了承ください。

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日本語教育能力検定試験とは

日本語教育能力検定試験とは、日本語教育をするための基礎的な知識や能力を検定する試験で、日本語教師の求人の条件の一つになっていることも多い資格です。

JEES(日本国際教育支援協会)が運営しています。

参照:JEES 日本語教育能力検定試験ホーム

 

試験自体は3つのパートに分かれていて、240点満点です。

大体こんな感じのイメージだと思います。

試験Ⅰ(100点):

いくつかの分野(文法・教育方法・社会や地域について等々)に問題が分かれており、基礎的な知識が問われます。

試験Ⅱ(40点):

聴解問題。学習者の発音の改善点や口腔断面図、リスニング問題自体の改善点などが問われます。

試験Ⅲ(選択式80点+記述20点):

試験Ⅰでは分野ごとに出題されますが、それがより横断的になっています。

実際の教育現場での課題や改善についての問題も多くなります。

 

申し込みの流れ

この試験、勉強自体も結構大変だったんですが、試験に申し込むハードルが個人的にかなり高かったです。

流れは大体下記の通り。

①受験案内(願書)を購入する。(書店や凡人社のHPから400円で購入する)

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②願書を記入する。(証明写真必要)

③受験料(14,500円)を振込む。

④願書と振込明細を同封して特定記録郵便で郵送。(普通郵便不可)

 

私のようなものぐさ人間にはこの手順が結構面倒でした。

今時ブラウザ上で申し込みから決済まですべて完了する資格も結構多いし、この時点でかなり受験の意思を試されている感がありました(笑)

 

準備期間

私は3か月で挑みました。

が、正直結構難しかったし、理解できずに試験当日になってしまったこともあったので、半年くらいあればもっと安定した状態で受けられたのかなと思います。

人によって一日に勉強に充てられる時間も異なりますので、本当に人それぞれだと思います。

私の場合、仕事で疲れてしまって全く勉強しない日も週に1~2回くらいあって、その代わり休日の3~4時間勉強したりとかなりばらつきがありました。

試験直前は「なんでもっと早く始めなかったのか」と何度も思いました。

一方で、私は日本語教育の経験はないですが、小中学校時代の口語文法が割と得意だったのもあって、ある程度最初から解ける問題もありました。

日本語教育での文法と、日本の学校で教えている口語文法は異なる部分もありますが、各品詞の用法や活用が頭に入っているだけでも取り掛かりやすいと思いました。

まずは過去問を解いてみて、実力を把握するとよいと思います。

 

参考書

参考書はこちらの3点を利用しました。

他にもいくつか購入したのですが、試験までに活用しきれなかったので、3点のみ紹介します。

日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド(通称赤本)

こちらは多くの受験者が使っている本だと思います。

各分野の知識が網羅されている代わりに、かなり分厚い本で頭から全部読んで理解・定着させるのはほぼ無理だと思います。

各単元ごとの練習問題や過去問を先に解いてみて、躓いたらその箇所を調べていくのに使いました。

過去問3年分

多くの問題を解いて、わからなかったら調べるというサイクルを回すために、私は過去問を3年分買いました。

過去問は公式が出しているのですが、解答には解説が全くついていないのが難点です。

日本語教師の方がYou Tubeやブログで丁寧に解説してくれているので、それを見たり、赤本で調べたりしました。

また、過去問は統計情報が最新ではないので、注意が必要です。

「日本語学習者が一番多い国は?」みたいな問題はその年によって答えが変わる可能性があるので、そこはむしろ過去問から覚えなくていいと思います。

検定ジャスト問題集

言語デザイン研究所というところから出されている問題集で、試験Ⅰと試験Ⅲの模擬問題3回分(解説付き)が入っています。(試験Ⅱは載っていません。)

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解説付きで多くの問題を解けるので、過去問より効率的に勉強できました。

また、一般の書店には並んでおらず、直接言語デザイン研究所へ問い合わせする必要があります。

参照:日本語教師養成講座・日本語教育の資格取得の学校|一般社団法人・言語デザイン研究所

 

回答を覚えるだけでなく、正解でなかった選択肢の単語がどういう意味かなども含めて理解していくと、応用力もついて過去問の点数を上げることができました。

 

勉強方法

過去問・問題集を解いて間違えた箇所を復習する

当たり前になってしまいますが、沢山問題を解いてわからなかった箇所を理解・定着させる必要があります。

①上記の過去問と検定ジャスト問題集を解く

②間違えた箇所や解答時に自信がなかったところの解説を読む

③間違えた問題や知らなかった用語を単語帳アプリに登録して、暇なときに見返す

というサイクルを只管繰り返しました。

私はスマホ依存人間なので単語帳アプリにしましたが、ノートでもなんでも覚えられれば良いと思います。

 

ブログやYou Tubeの活用(主に聴解問題)

聴解問題は苦手意識があって結構最後の方まで放置しちゃったんですが、テクニックを掴めれば確実な得点源になるって色んな人が言っているので、ちゃんとやった方が良いと思います←

こちらの日本語教師のはま先生の動画やブログを結構参考にしました。

日本語教師のはま - YouTube

聴解問題って参考書読んでもピンと来なかったり、なかなか取り掛かる気になれなかったりしたのですが、動画を流すだけで理解に繋がるので、なんとか取り組めました。

ブログも動画も上げてくださっているので、その時の気分や状況に合った方法で勉強できるのもよかったです。

 

また、大根先生の動画も参考にしました。

研究 日本語教育能力検定試験 - YouTube

問題→解説まで聞き流すだけで良い(画面を見なくても良い)動画や試験直前チェック問題などがあり、移動中やゴロゴロしながらでも勉強できたのがよかったです。

 

他にも赤本でいまいち理解できなかったことを検索すれば色んな人がそれについての解説をしていて、無料で有益な情報にたくさん触れることができていい時代だなと改めて思いました。

 

記述問題対策

記述試験については特に何もしていないというか、過去問や模擬問題の回答を何度か読んだくらいです。。

というのも、記述試験は240満点のうち20点と比較的割合が低いためです。

記述で得点できなくても合格できる点数を選択式問題で目指す方が得点になりやすいと考えたのと、選択式のために勉強した知識も記述問題を解くのに役立つと考え、選択式の問題に力を入れました。

(公式には合格点は発表されていないのですが、7割程度と言われているようです。)

それっぽいこと並べてますが、対策の時間がなかったというのが最大の理由です。。笑

 

当日の流れ

当日の流れは受験票の通りと言ってしまえばそれまでなのですが、私的に気をつけた方が良いのは2点。

①長丁場の試験なのでお昼ご飯を調達しておく

この試験は上述の通り、試験が3パートに分かれています。

試験Ⅰと試験Ⅱの間に昼休みがあるのですが、近くに飲食店があるとは限りませんので、あらかじめ昼食を購入しておいた方が良いです。

 

②防寒対策をしっかり

受験日は10月24日だったのですが、多分コロナ対策の換気のために部屋が閉め切られていないこともあってかなり寒かったです。

コロナの状況やその年の天候にもよりますが、事前にどんな格好で行くかは考えた方が良いと思います。

 

休憩時間は単語アプリを見たりして過ごしました。

この後に及んであれこれ覚えようというより、なんとなく見慣れたものを見て落ち着きたいという感じでした。

あとは試験は9時会場で9時50分開始で、全ての試験が終わるのは確か16時40分だったので、本当に丸一日試験です。

前日は無理せず早く寝た方がいいと思います。

こんな長い試験は初めて受けたので本当にくたびれてしまい、試験後はカフェで暫く伸びていました。。笑

 

結果確認

解答速報

公式からは合格結果の発送日まで解答は公開されません。

様々な日本語教師養成スクールから解答速報が出るので、それを見て一喜一憂していました。

また、結構各スクールの解答にばらつきがあるなという印象でした。

日本語教師を育成するスクールでも解答がばらつくんだから、自分が解けないのはしょうがないという感じで精神を落ち着けて結果を待ちました。

 

結果の郵送

合格結果の発送は試験の2ヶ月後の12月24日でした。

Webサイトでの確認はできず、ポストに投函されるまでわかりません。申し込みもそうですが、かなりアナログな資格ですよね。。

合格の場合は、合格証書在中と書かれた大きな封筒が入っているので、開封しなくても結果はわかります。

開封すると合格証書が入っていますが、得点は記載されていません。

せっかくなので、何点なのかわかるといいですよね。

公式の解答で自己採点した結果がこちらです。

試験Ⅰ:74/100

試験Ⅱ:34/40

試験Ⅲ(選択式):55/80

試験Ⅲ(記述):不明

マークミスなどがなければ記述を除いて163点でした。

試験後かなり焦らされただけに、合格証書在中の封筒を見たときは、本当に嬉しかったです。

 

最後に

日本語教育に興味を持ってこの検定を受けて良かったと思います。

資格を取るだけでなく、今後地域交流やオンライン日本語会話など、実践に生かしていきたいです。

 

また、外国語の学習者の視点でも大変面白い経験でした。

自分が英語や中国語を勉強してきた方法にどんなメリット・デメリットがあるのかを振り返ったり、世界の様々な言語がどう分類されているのかといったことも知ることができました。

 

ダラダラと感想を並べただけですが、なにか一つでも参考になることがあれば嬉しいです。

 

ではでは再见~!