こんにちは、みどりです。
扁桃腺取ってきました。
術後しばらく経って痛みも落ち着いたので自分なりに経過をまとめてみました。
私は医学的な知見ゼロなのと、人によって症状も痛みの感じ方も違うので、
「それってあなたの感想ですよね?」と思いながら話半分程度で見てもらえたらうれしいです。
手術を受けるまで
2023年に入ってから、ほぼ月一のペースで扁桃炎になっていました。
喉の痛みと発熱(ピーク時40度程度)を繰り返しており、単純にしんどいのと、予定を立てづらいので、困っていました。
最初は近所の内科に通っていたのですが、「耳鼻科で扁桃摘出するのもありかも」というアドバイスをいただき手術の存在を知りました。
そこから別の耳鼻科に通い、総合病院の紹介状を書いてもらいました。
特に名医とか良い病院を探したわけでなく、家から近いところにしました。
総合病院で相談したところ、自分の場合は1年間に6回くらい扁桃炎になっていたので、すんなり手術する方向でよいのではないかという話になりました。
その後、手術内容やリスクについての説明を受け、服薬中の薬についてのヒアリングや検査(血液、心電図、尿検査などなど)をし、特段問題なかったので手術できることになりました。
入院までの準備
荷物
初めての手術だったので、扁桃摘出術の体験談ブログなどを見てあると便利そうなものを調べました。
また、病院からも持ち物リストをもらっていたので、それに沿って荷物を準備しました。
結局持っていったものはこんな感じ
・スマホ
・保険証
・診察券
・限度額適用認定証
・病院に提出する書類
・パジャマ(自分の場合は前開きじゃなくても良いということだったので、Tシャツと半ズボン)
・下着
・羽織るもの
・ティッシュ(生活必需品かつ急な出血時に必要)
・ウエットティッシュ
・ビニール袋
・歯ブラシ
・シャンプー、ボディソープ
・スキンケア
・ハンドクリーム、リップクリーム
・マスク
・のどぬーるぬれマスク(術後喉が乾燥すると余計に痛い気がする)
・バスタオル、フェイスタオル
・汗ふきシート(お風呂に入れない日があるため。でも結局病院で濡れタオルをもらえたのであんまり使わなかった。)
・ハンガー
・室内履き
・エコバッグ(お風呂セット入れ)
・S字フック(エコバッグかけたり)
・タブレット(娯楽)
・マグカップ
・スプーン(病院では箸しか出てこないため)
・好きなお茶の粉末(こういうのが結構楽しみになる)
・電源タップ
病院でパジャマやタオルのレンタル、コンビニなどもあると思いますので、現地調達するのもありだと思います。
テレビを見たい人は有線イヤホンがあったほうがいいと思います。
あと、現地調達して良かったものは圧倒的にアジシオです!
病院のおかゆは味がついてなくて、だんだん寂しくなってきます…笑
他のブログだと「ごはんですよ」をおすすめしている方もいらっしゃいました。
病院的にNGでなければ、なにか好みの調味料を持っていくと良いと思います。
(ふりかけとか辛いものだと、術後はしんどいかも)
直前に困ったこと
手術前の一ヶ月くらいは扁桃炎にならないようにと言われていたのですが、入院一週間前に少し喉が腫れてきました…
直ぐに病院に行き、漢方薬を出してもらいました。
(手術直前の抗生物質はあまり良くないとのこと)
なんとか持ちこたえてくれて、熱が出ることもなく手術できましたが、延期になるのではとかなりヒヤヒヤしました。
入院とその後の経過
1日目(手術前日)
入院の受付をし、病院での過ごし方(売店の場所、お風呂の入り方など)について説明を受け、病室へ行きました。
同じ日に扁桃摘出術を受ける方がいらっしゃって、色々話せたので少し不安が紛れました。
その後薬剤師さんと服薬中の薬の有無などについて話したり、検温や診察、手術当日の流れについての説明がありました。
先生も看護師さんも丁寧に説明してくださり、質問もしやすい雰囲気で、とてもありがたかったです。
夕食を食べたあと、21時からは水とお茶以外の飲食が禁止になりました。
夜は特にやることもないので、のんびり好きなアニメを見てから寝ました。
2日目(手術当日)
飲食禁止なので朝食はなく、朝8時からは水分の摂取もストップになりました。
手術当日は持ち込んだパジャマではなく手術用の前開きの服をレンタルしていることになっていたので、着替えました。
朝から点滴があったのですが、私の腕の血管が細すぎて、手の甲に点滴したのですが、これが地味に痛かったです。
術後3時間くらいはベッドで人工呼吸器をつけて安静にしていなければならず、トイレに行けないので、直前に行っておいてよかったです。
自分の番になったので看護師さんと一緒に手術室へ向かいます。
オペ担当の先生や看護師さんと挨拶して、横になります。
「あー医療ドラマで見るやつ…」とか思いつつこの期に及んでかなり緊張し始めたのですが、「大丈夫だよ!」「全身麻酔だから気づいたらもう終わってるよ!」とかめちゃくちゃ声掛けしてくれて本当に感謝感謝でした。
麻酔の点滴とガスが流れ始めて、全然眠くならないじゃんと思った瞬間に多分意識なくなってました。
「手術無事終わりましたよ!」という先生の声で目が覚めたのですが、自分が寝た自覚すらないので「あー、手術不安すぎて、無事終わった夢見ちゃったよ」というのが最初の感想でした笑
これは夢じゃなかったのか…?と思いながら病室へ移動し、3時間安静で過ごしました。
まだ麻酔が効いているのか、思ったより痛くないと感じました。
かなりもごもごして滑舌は悪いですが、なんとか話すこともでき、水を飲むこともできました。
先生的には「結構元気だね」とのこと。
夜から食事再開しました。
重湯に近いおかゆと食材がすりおろされた料理でした。
もちろん普通の食事のほうが美味しいですが、おかずの味は思ったより美味しくて、食べる楽しみが少しでもあったことが嬉しかったです。
ただ、その後麻酔による吐き気で全部戻してしまいました…(汚い話ですみません)
この日は痛みより麻酔による吐き気のほうが辛かったです。
この日はシャワーを浴びれないので、看護師さんに濡れタオルをもらって体を拭きました。
3日目(手術翌日)
この日は喉も痛いですが、舌(奥歯のあたり)が特に痛かったです。
手術時に舌を固定したことによる痛みでした。
先生から塗り薬をもらって翌々日くらいにはだいぶ和らぎました。
食事は手術当日と同じサラサラのおかゆでした。
この日もシャワーなしで体を拭いて過ごしました。
一日3回の点滴や回診以外の時間は、売店で絶対食べられないお煎餅を眺めたり(不審者)、部屋でのんびり動画を見たりして過ごしました。
4日目(手術から2日後)
この辺から喉の異物感が原因なのか、咳き込んでしまうことがあり、喉が結構痛かったです。
普段の扁桃炎よりも少し痛いくらいです(当社比)。
何かを飲み込むときが特に痛いので、食事の少し前に痛み止めを飲むようにしました。
この日の夜からシャワー解禁になり、食事も五分粥と通常のおかずになりました。
喉はかなり痛かったのですが、少しでもお米感のあるものを食べたいという食欲がギリギリ勝りました。
5〜7日目
4日目とそこまで変わりなく過ごしました。
「痛いけどまぁなんとか」という程度で、特に薬を増やすことなく過ごせました。
8日目(退院、手術から6日後)
術後の経過も問題なかったので無事退院しました。
先生からは2週間くらいは硬いものは食べないように言われました。
(食べたくても食べられないくらいには痛かったので、もちろん食べませんでした。)
退院後の昼食は柔らかく煮たうどんにしました。
夕食は普通の白米を食べてみましたが、痛くて断念。結局うどんにしました。
手術から10日後
極力話さずに過ごしたので、食事のタイミング以外はなんとか過ごせるようになりました。
白米と普通のおかずにしてみて、痛いには痛いですが出血などはなく、食べることができました。
手術から15日後
このあたりからほぼ痛みがなくなってきて、多少の違和感があるものの普通に会話や飲食ができるようになりました。
病院の先生にもかさぶたがほとんどきれいになくなってきたので、もう出血の心配はないと言っていただけました。
手術から20日後
辛い物、ポテトチップスなども普通に食べられるようになりました。
念願の一人カラオケにも行くことができ完全復活です!
手術をしてよかったか
当然ですが、扁桃摘出したので扁桃が腫れることがなくなり、「いつ熱が出るかな、、」という不安がなくなって手術をしてよかったと思います。
(もちろん普通の風邪やインフルエンザなどにかかる可能性は今後も変わりません)
私の場合は術後の痛みはそれなりに大変だったものの、それを乗り越えてしまえば、食事も発声もこれまでと同じようにできました。
最後に
はじめにも書いた通り、扁桃炎の症状や手術の大変さは人それぞれなので、ブログに書くこと自体少し迷ったのですが、私もほかの方の体験談をたくさん参考にして手術に臨んだので、1つのサンプルとして誰かの参考になったらうれしいです。
ではでは~再见!