こんにちは、みどりです。
寝台列車でバクーからシェキヘ移動し、今回はシェキの観光の様子を紹介します!
★前回の記事:【アゼルバイジャン】バクーからシェキヘ寝台列車で移動【オンラインチケット購入手順】 - びっくり小籠包のゆるゆる日記
★今回の旅行のまとめ
〈目次〉
〈KAFE NURANにて朝食〉
まずはシェキ駅で出会ったスペイン人カップルと一緒にタクシー捕まえようということになり、キャラバンサライホテルへ向かいました。私はやることが決まってなくてとりあえずついていくだけでした。
牛さんが渡り終わるのを待って走るのが新鮮。
キャラバンサライホテル周辺に着いて、カップルと別れたあと、7時台なのもあって全然お店が空いてなくて迷っていたら、タクシー運転手さんに声をかけられました。
「50マナトでシェキの主要な場所を巡って国境まで送るよ」と言われたのですが、自分で色々計画したからタクシーに頼りたくないという謎の意地と、手持ちのお金がぎりぎり足りるか微妙だったので最初少し渋ってしまいました。
でもとりあえずお腹がめちゃくちゃ空いていたので、とりあえず運転手さんと朝食のレストランへ。KAFE NURANというレストラン。
手書きのメニューがかわいい。
「モーニングセット(パン・チーズ・ヨーグルト)でいいかい?」と聞かれましたが、「ピティ食べてみたい!(メニューには書いてあるからダメ元でリクエスト)」とリクエストしたらカフェのご主人が特別に作るよ〜とピティを出してくれました!ありがとうございます☺️
ピティはひよこ豆と羊肉を煮込んだスープで、アゼルバイジャンの中でもシェキの名物なんだとか。
運転手さんがアゼルバイジャンの食べ方を教えてあげるよと言って、まずはパンをちぎりスープだけをかけました。
パンにスープがしみて美味しい!!
その後ひよこ豆と肉がペーストになるまでフォークで潰し、それをまたパンと一緒に食べます!めちゃくちゃ美味しい!今回の旅行で1番美味しかった!本当におすすめ!
ひよこ豆ってホクホクした食感ですが、潰して混ぜることによりねっとりとしてパンによく合います。
その後ティータイム。ポットもソーサーもめちゃくちゃかわいい。この定番のグラスの形も可愛いですよね。
お好みで砂糖を追加。運転手さんは角砂糖をまんま食べてました笑
運転手さんと話してたらなんだか楽しくなってきたので、結局それからの観光についても運転をお願いすることに。お金はギリギリだったけど、足りなければ下ろせばいいかと。
一旦渋ってごめんね。
〈シェキハーン宮殿〉
運転手さんは、シェキなんてシェキハーン宮殿とキャラバンサライホテルとキシュのアルバニアン教会しか回るところないんだよと自虐してました。
最初に向かったのはシェキハーン宮殿。
シェキハーン国の王、シェキハーンは夏の離宮として1797年にこの宮殿を作りました。
現在は世界遺産に登録されています。
壁はモザイク画のように細かいタイルが敷き詰められています。すごくきれい!
すごく大きな木。
壁の接写をいくつか。繊細ですね。
ガラスが埋め込まれてキラキラしています。
屋根の裏まで細かく模様が描かれています。
建物の内部は5マナトで見ることができ、写真撮影はできません。
でもガイドさんが一つ一つの部屋を説明してくれるし、中はさらに壁画が美しいので、見る価値あると思います!
建物の中に体は獅子で頭は人間の女性の壁画があり特に印象に残っています。
国を守る戦士は男性だけではなくて、女性も平等に戦っていたんだよとのこと。
一つ一つ壁画の背景を聞きながら回ると興味深いです。
〈キャラバンサライホテル〉
次はキャラバンサライホテルへ向かいました。宿泊しないのに見学していいのか不安だったのですが、ホテルの人は普通に受け入れてくれたので、ささっと回らせて頂きました。
18世紀には、ラクダや馬などでシルクロードを通り貿易していた商人たちがここに泊まっていたんですね〜
そんなところに来られるなんて、タイムスリップした気分になります。
ロビー。温かみがありますね。隊商たちもここにたどり着いたときはさぞ安心したのではないでしょうか。
真ん中は庭になっていて開放感があります。
どこか他の時空に迷い込んだ気分。
どこにつながるんだろう、気になる。
ホテル近くのお土産屋さん通り。
ツボがたくさん並んでてかわいい。
石造りであたたかみのある色をした建物が並んでいます。
ここからジョージアのシグナギへ行く韓国人夫婦とあいのりすることに。
国境までのはずが、予定していなかったシグナギも行けることになりラッキー。
運転手さん本当にありがとう〜!
〈キシュのアルバニアン教会〉
シェキを出発して国境の街バラカンを目指します。
羊のお散歩。
キシュのアルバニアン教会。ここでしばし撮影タイム。それにしてもすごいところに立ってるなぁ。
望遠レンズ持ってきてよかった。
シェキは主要な観光地を回るだけなら半日あればなんとか行けそうです。
でも静かで緑豊かな街で、時間さえあれば何もすることがなくてもずっとぼんやりしていたい街でもありました。
ではでは再见〜!