びっくり小籠包のゆるゆる日記

いろんな国に行きたいけど有給とお金が追い付かないOL。旅人になりたい旅行者。中国語勉強中。

【世界遺産検定】2週間でいきなり2級を受けた感想【対策・参考書】

こんにちは、みどりです。

2020年9月に行われた世界遺産検定を受験して、無事2級合格することができましたので、受けてみた感想や自分の感じた有効な対策を書いていこうと思います。

元々はなかなか海外旅行に行けない間に次の目的地候補を考えながら楽しく勉強して合格したいと思っていたのですが、結局はギリギリに攻略方法を考えて受けることになってしまいました。

このブログは

・「世界遺産の理解を深める」というよりも「2級に受かる」ためのやったこと

・自分が受験した時点の情報

という感じですので、その点ご理解くださいm(__)m

 

 

2級を受けた理由

特に深い意味はないのですが、世界遺産検定には4級~1級・マイスターと5つのレベルがあり、4級~2級は誰でも受験できます。ただ、1級は2級合格者、マイスターは1級合格者しか受験できないため、誰でも受けられる2級にしてみました。

 

参考書

発売されている参考書は公式が発売しているもののみのようで、写真の青いほうが公式テキスト、緑のほうが過去問です。

試験の内容は常に最新のテキストから出題されるため、その時最新のテキストを利用したほうが良いです。フリマアプリや古本屋で購入する場合は、最新版であるか確認することをおすすめします。

こちらから最新版が分かります:公式教材 – 世界遺産検定
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公式テキストには世界遺産の基礎知識・日本の遺産22件・世界の遺産300件の情報が載っています。世界の遺産、結構多いですよね。でも後述の通り世界の遺産からの出題はそこまで多くないです。

過去問は1級・2級が1冊にまとまっており、2級は4回分収録されています。

 

また、公式ではありませんがこちらのアプリも利用しました。

移動中でも布団の中でも手軽に勉強できるので、便利でした。(Androidのみ)

最短合格!世界遺産検定2級 - Google Play のアプリ

 

対策方法

期間

勉強期間は約2週間です。2週間みっちり勉強したというよりは、平日は軽め(30分~1時間)にやって土日(計三日間)に半日勉強するといった感じでした。

なので、人によってはもっと短期間での合格も可能だと思います。

少し逸れますが、世界史・日本史の知識と重複する部分が多いので、世界史・日本史が得意な方であればいきなり過去問を解いてみてもいいかもしれないです。

(それでも基礎知識は覚えなきゃいけないですが)

 

出題範囲・合格基準

テキストに記載の世界遺産の基礎知識・日本の遺産22件・世界の遺産300件から出題され、

60問・60分の試験です。合格基準は「調整される場合もある」と記載されていましたが、6割程度のようです。

「世界の遺産300件って無理じゃん」と心くじけそうになるのですが、大丈夫!

出題の割合は

・基礎知識20%

・日本の遺産25%

・世界の遺産(自然)10%

・世界の遺産(文化)35%

・その他10%

となっているため、基礎知識と日本の遺産をしっかり覚えれば45%とれます。

世界の遺産を完璧に覚えてから過去問を解くとなるとかなり長い道のりになるので、過去問を解きながら覚えていくのが効率的かと思います。

 

ちゃんと覚えたほうがいい範囲

いや、全部覚えたほうがいいに決まっているのですが、前述のとおり世界遺産の基礎知識と日本の遺産22件は特にちゃんと覚えたほうがいいです。

基礎知識は世界遺産の意義や世界遺産誕生までの歴史、世界遺産登録までの流れ、登録基準などの内容です。

日本の遺産は22件あり、世界の遺産よりは件数が少ないですが、それぞれの内容が深めです。

それにプラスして、過去問で結構出ている気がしたので世界初の12件の世界遺産は覚えました。

どのテーマもテキスト赤字・太字の部分が出題されるとは限らず、結構細かいところまで出ます。「○○の登録基準はどれか?」「○○についての説明としてふさわしくないものはどれか」といった出題が結構あるので、単語をポイントで覚えるのではなくよくテキストを読んでその遺産の歴史や特徴を理解する必要があります。

ルーズリーフにまとめたり、テキストに理解した内容を自分の言葉で書き換えたりして覚えるようにしました。

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過去問の活用

端的に言うと、全問正解するまで解きました。

ただ、毎年同じ問題が出るわけではないので、それだけでは足りないです。

私は前述の基礎知識と日本の遺産は力を入れましたが、世界の遺産はかなり手薄でした。

なので、過去問に出てきた遺産については正解・不正解問わず、すべての選択肢についてテキストで調べるようにしました。

例えば、遺産名を選ばせる問題ならそれぞれの選択肢の遺産の国や歴史を調べて、正しい説明を選ばせる問題であれば正しくないものの理由などを確認しました。

確認した内容を過去問に書き込んで、テキストのように使いました。

 

時事問題をチェック

毎回何問か最新ニュースの問題が出ます。出題割合は低いですが、少しチェックしておけば5~6点伸ばせるかもしれないです。

・今年およびの来年の世界遺産委員会の会場はどの国のどの都市か。

・日本において登録が検討されている遺産や世界遺産センターに推薦されている遺産は何か

を確認して受験しました。

出題割合は低いですが、直前に何をやろうかわからないのであれば世界遺産委員会の会場くらいはチェックしておくとよいと思います。

 

試験当日

私は公開会場試験で受験しましたが、試験時間の半分(30分)を過ぎた時点から試験終了の10分前まで可能です。

60分・60問ですべて4択(マークシート)ですので、途中退出している人も結構いました。

自分はそろそろ出ようかなと思ったところで終了10分前になってしまったので、見直し4回くらいしました笑

また、後日アンケートに回答することで模範解答を確認できるので、自己採点できます。

 

結果

100点満点中83点で合格でした。

平均点が合格基準を上回っており、合格率もかなり高いですね。
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基礎知識と日本の遺産はしっかり勉強しただけあって高得点をとれましたが、世界の遺産(特に文化遺産)が弱いことがよくわかりました。

 

いずれ1級も受けてみたいので、弱いところを補強していこうと思います。

今まで海外旅行が好きだったのですが、思いがけず日本の遺産を勉強できたので、海外いけない間は国内の遺産を楽しもうと思います。

 

ではでは~再见!